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【感想】学びがあった本「一生頭がよくなり続ける もっとすごい脳の使い方」 加藤俊徳

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「一生頭がよくなり続けるすごい脳の使い方」の第二弾が出版されました。

なるほどなぁ、、と前著の内容がわかりやすく面白かったこともあり、今回も手に取ってみることにしました。

【感想】学びがあった本「一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方」 加藤俊徳
大人になってからも勉強をする機会がありますが、「なかなか覚えられなくなってきた」「学生の頃には、ちょっとやっただけでも覚えられたのに。。。」という思いを持つかた、多いと思います。学び直しをしようと思っている大人のかたに一度読んで頂きたい、そんな一冊をご紹介します

前著を読んで「なるほどそうか! よしやってみるか!」と意気込むも、いつの間にやらペースダウン。。。 よくある話かと思います (^^;

やろうと決めたことを最後までやり抜く脳。

学習したことをどんどん吸収し、それを応用していける脳。

新しい技術にも興味を持ち、理解する力がある脳。

誰だって、こんな脳を持ちたいものです。

しかし、なりたい脳にいきなりなれるわけではありません。

なりたい脳になるための練習をしなくてはいけません。

もっと言えば、やりたかったことを始める前には、脳の準備運動が必要です。

そして、脳の基礎体力を上げておかなければなりません。

一生頭がよくなり続けるもっとすごい脳の使い方 「はじめに」より

やる気が続かないのは性格だからしょうがない、というものではないとのこと。

1万人以上のMRI脳画像を見てきた脳内科医であり医学博士と、いうかたが執筆した本なのですが、ポップなイラストもあり、各脳エリアも擬人化して読み進めやすいと思います。

「脳」といえば、年齢を重ねたせいなのかな。。。このまま認知症になったりするのかな。。と気掛かりになるかた、結構いらっしゃるかと思います。

非常にわかりやすくおもしろかったのと、参考になるのではないかと思ったので、ご紹介したいと思います。

基本情報

タイトル一生頭がよくなり続ける もっとすごい脳の使い方
著者加藤 俊徳
出版社サンマーク出版
ページ数272ページ
出版年月日2024年 5月20日
定価1500円(税別)

目次一覧

はじめに
序章基礎体力がないマズい脳の状態とは
1章一生頭がよくなり続ける脳のすごい準備運動
2章他人と差をつける大人のすごい勉強法
3章大人が試験を合格するためのすごい勉強計画
4章脳の基礎体力を上げ続けるすごい習慣術
おわりに

感想

ぼーっとしているときもいくつかの脳のエリア(脳番地)は働いていて、毎秒1~5回の電気信号が送られ、この電気信号が活発になった状態を、脳科学では「発火」と呼ぶそうです。

で、もっとすごい脳を手に入れるためには、この発火をコントロールすることがものすごく重要とのこと。

脳が活動しているとき、シナプスにはひっきりなしに電気信号が送られてきて、一定量を超える電気信号が溜まると「発火」が起こり、その情報が別のニューロンへと送られます。入力される情報にインパクトがあればあるほど強い発火が起こる。

脳内では、脳番地のファイアリングが起こり、ネットワークファイアリングによって情報が伝達され、また次の脳番地でファイアリングが起こる。

。。。ということが脳内で繰り返されているようです。

ではこの脳内伝達をどのようにすれば効果的なのか、ということを脳番地ごとの特徴を捉え、本著で綴られています。

脳番地の仲間たち
  • 思考系 脳番地
  • 理解系 脳番地
  • 記憶系 脳番地
  • 感情系 脳番地
  • 伝達系 脳番地
  • 運動系 脳番地
  • 視覚系 脳番地
  • 聴覚系 脳番地

また、大人脳になると増えるド忘れですが、能力が落ちているのは記憶力ではなく、検索力

人は年齢を重ねた分だけ経験値が増え、おのずと長期記憶の倉庫の荷物があふれかえっている状態。そのため探し物を見つけにくい状態になっているだけのようです。

なんかちょっと希望が湧いてくる言葉ですよね(笑)

そんな大人脳にあった学習方法についても、詳しく綴られています。

認知症予防についても軽く触れられていて、45~65歳が脳にとっての中年期、この時期をどう過ごすかによって、その後の人生に大きな差が出るそうです。。

認知症はある日突然発症するのではなく、脳に10年20年と老化の原因となる物質(アミロイドβなど)が蓄積されることで引き起される、とのこと。

脳をフル回転させることができていた人はアミロイドβが溜まりにくくなるため、中年期を10年、75歳まで引き延ばすことができる。脳の使い方を会得した状態では、75歳以降に急に脳が衰えることは考えにくく、人生の最後まで自分の意思を持って過ごせる可能性が格段に高まるそうです。

私は本書を連続2回読みましたが、1回目は何が書かれているかを把握することに重きをおき、2回目は気になったところをメモしながら読みました。

非常に興味深く、本書で語られていることを参考に実践してみようと思いました。

あとがき

たまたま書店にふらっと立ち寄り、なんか面白そうな本、ないかなーー、、とふらついていた時にたまた見かけた本ですが、前著を読んでいたので「おぉっ?! 続編?」と手に取ってみました。

脳番地の特徴を知りつつ、それを活かした大人の学習法を実践する方が、日々忙しく過ごす社会人には効率的だな、と感じました。

またオススメしたい本がありましたら、紹介しようと思います。

ご参考になれば嬉しいです^-^

【感想】学びがあった本「一生頭がよくなり続ける すごい脳の使い方」 加藤俊徳
大人になってからも勉強をする機会がありますが、「なかなか覚えられなくなってきた」「学生の頃には、ちょっとやっただけでも覚えられたのに。。。」という思いを持つかた、多いと思います。学び直しをしようと思っている大人のかたに一度読んで頂きたい、そんな一冊をご紹介します
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kuraki

東京都多摩地区在住の座木です。
茶道での学びメモや、皆さんにシェアしたいなと思ったことなどを中心に発信しています。
2023年1月にブログを開設しました。

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