電車のドア横ポスターで、たまたま見かけた広告。
厚切りジェイソンがまた本を出したんだ、が第一印象。
物価上昇の対抗策や老後資金の準備などで、いろいろなお金の増やし方・投資に関する本が店頭に並ぶ中、「稼ぎ方」とダイレクトに銘打つのも興味深かったこともあり、手に取ってみました。
参考になるのではないかと思いましたので、ご紹介したいと思います。
基本情報
タイトル | ジェイソン流 お金の稼ぎ方 |
著者 | 厚切りジェイソン |
出版社 | ぴあ |
ページ数 | 191ページ |
出版年月日 | 2023年11月25日 |
定価 | 1400円(税別) |
目次一覧
はじめに | |
Chapter1 | 「稼げる人」と「稼げない人」その差はなんだか知っている? |
Chapter2 | 僕が稼げるようになるまでの道のり |
Chapter3 | ジェイソン流 お金を稼ぐ力をつける8つの方法 |
Chapter4 | 「稼ぐこと」と「幸せ」はイコールではない |
おわりに |
感想
全体を通して
「お金が無い」「給料が安い」と不平不満を言うだけでは何も解決しない。
現状を変えたかったら、スキルを磨いて行動!
やはりこれなんだなぁ、と思いました。
本書の中で、
みんなと同じように最先端の仕事をしていたり、研究をしていたりしても「みんなと同じ」は「他の人でも代用できる」ということ、つまりあなたはいくらでも替えのきく人間ということになってしまうんだ。
「ジェイソン流 お金の稼ぎ方」Chapter1 より
と著者は本書の中でたびたび語っています。
業務の標準化・効率化のためには「誰でも代行できる」を善とされ、リスク対策には良いと思いますが、「稼ぎたい」のであれば何かに秀でる必要があるな、、、と思いました。
著者は自らの経験を踏まえ、その力をつけるための8つの方法を提言しています。
是非読んでみてください。
私は本書を連続2回読みましたが、1回目は何が書かれているかを把握することに重きをおき、2回目は気になったところをメモしながら読みました。
非常に興味深く、本書で語られていることを参考に実践してみようと思いました。
アメリカ人ならではの目線
日本とアメリカとでは、大学生の夏休みの過ごし方や就活が「文化」として異なるようです。
新卒一括採用ではない、ということは知っていたのですが、
実はアメリカの大学生にとって夏休みはとても大切で、この間に企業でインターンシップをしたり、自分が行っている研究をさらに追求したりして、社会に出る前に実績を作るんだ
「ジェイソン流 お金の稼ぎ方」Chapter2 より
とあり、本書では彼の大学時代の経験談が綴られています。
その経験が今の「著者」を作っています。
あと、
「日本はとにかく正しい答えを出すことが望まれる社会」
「考える訓練」より「正しい答えを覚える訓練」が多い
との言葉は、ちょっと耳がイタイですね。。。(^^;
あとがき
今回の本は電車内の広告で見かけた本ですが、実用書をはじめ小説などいろいろな本が車両内で宣伝されているので、「へーーそういった本が出てるんだ」と参考になったりします。
広告会社の思うツボ、「カモネギさん」ですね(笑)
実際書店に足を運ぶと、その店その店で店頭に平積みされる本が違うので、その店のカラーが出るのが楽しいです。
またオススメしたい本がありましたら、紹介しようと思います。
ご参考になれば嬉しいです^-^
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