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青梅吉野梅郷 梅まつり 2023年

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桜より一足先に春を告げる 梅

東京都西部 青梅市には 吉野梅郷 という梅の名所があり、

毎年2月中旬から3月中旬まで梅まつりが開催されます。

久しぶりに足を運んでみたので、ご紹介しようと思います。

梅の公園

多摩川とほぼ平行を走る 吉野街道 の脇道から入ります。

もうこの時点で、そこかしこと梅の香りが漂っています。

住宅街を抜けると「梅の公園」が現れます

少し先へ進むと、梅が咲き誇る丘が現れます。

青梅市公式キャラクターの ゆめうめちゃん が出迎えてくれます

公園内の案内図です

拡大してみました

出店もあり、賑わっていました。

園内はいろいろな種類の梅が植えられていて、色・形・香りを楽しませてくれます。

園内の梅の一部です

園全体は丘にあるため、歩きやすい靴で訪問することをお勧めします。

運動不足の人は、翌日ふくらはぎが筋肉痛になるかもしれません。。

梅の公園 全伐採~再生、それから。。

プラムポックルウィルスの猛威

ここ青梅市の吉野梅郷の梅は、全国でも有数の梅の名所で有名でした。

しかし2009年、国内初となる植物病「ウメ輪紋ウィルス(プラムポックルウィルス)」が見つかってしまいました。

プラムポックルウィルスは、ウメ、モモ、スモモ等の植物に広く感染するウィルスということもあり、特に農園に関しては、その園地内10%以上の感染樹が見つかった場合、感染していない樹も含め、全て伐採しなければならない、という厳しいルールがあったことから、瞬く間に多くの梅林が失われました。

この「梅の公園」も例外ではありませんでした。。。

全木伐採

賢明な防除を続けてきましたが、

ついに2014年。ウィルス根絶のため、この年の観梅を最後に全木伐採という苦渋の決断がなされました。

梅の里 再生・復興へ

2016年、吉報が訪れます。

10月に行われる年に一度の農林水産省検討会にて、青梅市の一部地域(梅郷、和田町)に再植栽が認められました

早期に青梅の梅を再生させたい、という皆の想いにより

11月、新たな梅の里 青梅 への第一歩となる植樹式が行われました

。。。そして、全伐採から10年近く経った今、

幹こそまだ若木の細さではあるものの、

若枝の梅の花は咲き誇り、梅の香りも香しく辺りに広がっています。

【参考文献・一部引用】ウメ輪紋ウイルス発生から現在まで – 青梅吉野梅郷梅の里未来プロジェクト (jimdofree.com)

かつての梅の公園の景色
再生、梅の公園。だいぶ戻ってきています
若い樹が丘を埋め尽くす。成長株揃いです

今後も応援をしていきたいと思っています

イベント概要

■開催日時■
 2023年2月18日(土)~3月21日(火・祝)

■場所■
 吉野梅郷 梅の公園

■入場料■
 入場無料

開催場所

■アクセス■

【電車】
  JR青梅線 日向和田駅
  ・JR青梅線 立川駅から 36分 (青梅・奥多摩方面)

【徒歩】
  JR青梅線 日向和田から 約15分

【駐車場】
  あり

あとがき

春の訪れを真っ先に知らせてくれる 梅。

桜の前に、梅見に訪れるものなかなか良いかと思います。

是非足を運んでみては如何でしょうか。

ご参考になれば嬉しいです^-^

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kuraki

東京都多摩地区在住の座木です。
茶道での学びメモや、皆さんにシェアしたいなと思ったことなどを中心に発信しています。
2023年1月にブログを開設しました。

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