私は独学ではなく、音楽教室に通っています。
楽器はそこの備品を貸してもらえるのかな? と思っていましたがそう甘くはなく、某かの手段で自分で用意する必要がありました。
体験レッスンで使った楽器は「体験用」。お願いして借りることはできましたが、各店舗で使い回しらしく1~2ヶ月が限界。要は時間稼ぎ。
今回は、バイオリン本体を用意するまでの検討過程をお話ししたいと思います。
検討1:レンタル
正直本当に何もわからないので、しばらくはレンタルを利用しようと思いました。
続けられるか問題もあるし、なにもわからない状態でテキトーに思いつきで買ってしまうのも後悔しそうだし。。。
レンタルするにもどこからレンタルすれば良いかわからなかったところ、先生から「こういうのがありますよ」と紹介されたのが「音レント」というレンタルサイトでした。

検討2:購入 (商業施設の楽器店)
一方で、「購入を検討するのであれば」と先生が
「この辺りの近い楽器屋さんだったら、立川のららぽーととか武蔵小金井とか、ですかねぇ」と。
なにせ相場が全くわからない。
事前情報としてメルカリを閲覧すると数万で購入できそう。モノによっては数千円もある。
ネットでいろいろ見るに、どうやら「初心者セット」なるものが存在し、10万円切るくらいのものもありそう。
偵察・視察がてら、周辺のショッピングモールにある楽器屋さん、数店舗に行ってみることにしました。

店舗へ出向いてみると、置いてあるのは、ピアノ・エレクトーンは主流、弦楽器は あってもギター。バイオリンは置いてないか、あっても2〜3種類
やはり「習い事」って考えたら、そうだよねぇ。。
「楽器演奏」と聞いたら「バンド」「ギター」というイメージが強いのもたしかにそう。
やっぱ、バイオリンを置いてるのは、専門店か。。。。
検討3:購入 (楽器専門店)
武蔵小金井にある楽器屋さんに行ってきました。
ちょっと、恐る恐る入店。。。
入口前には、中程度の高さの棚がずらり。 棚の中には数多くの楽譜が収納されていました。
本来の目的、バイオリン本体を探すと、店舗中央辺りのショーケースに何種類も吊るされてました。
。。。。バイオリンって、ガラスケースの中でこう吊るされて展示されるんだ。。。
率直な感想でした。
楽器ひとつひとつに添付されたカードには、生産国名とお値段が。
ピンキリとはこのことか!
ショーケースの中で吊るされていた楽器達を見るに、初心者セットみたいなものが無かったので、店員さんに声を掛けると、「少々お待ち下さい」と。
暫くすると、責任者?的な人が登場。
「ヤバ。。全くそんなつもりはないのに。。」
「ちょっと初心者セットについて、聞いてみたいだけなのに。。」
初老、、、と言ったら失礼な、背筋がスッとしたダンディーなかたに、今回、来店した目的を伝えると、淀みない説明が。
まさに湧き出る泉の如く。。
話をしている間にノッてきたのか、話が尽きない。。^^;
そのダンディーな責任者風なかた曰く、
「大人になってからバイオリンを始める人は、時間ができたし、オトナの趣味としてやってみようかな、という人が多い。」
「良いものを長く愛用したい、との思いもあり、いきなり50万円超の楽器を買う人も一定数いる。」
「楽器の質として、少なくても20万円以上のものを持っていた方がいいと思う」
。。。とのこと。
10万円あれば、初心者セットとしてはかなりいいのが買えると思ってた、と伝えると、
- そもそも「初心者セット」というのは無い。本体と弓はもれなく付いてくるようなセット品ではなく、それぞれを選んで買うもの。
- 本体も、工場で大量生産するもあれば、職人さんが材料選定を含め、手作業で1枚1枚削って作り上げるものがある。そうなると工芸品。
- 良い楽器は骨董品
- 本体だけではなく、弓も弓を作る職人がいる。
- 初心者でも、安くても10万円以上のものを持った方が良い。弾いているうちにだんだん物足りなくなってくる。
- 楽器は通販やフリマアプリで購入しない方がいい。実際に弾いてみないとその楽器が持つ音が、どんななのかわからない。その人それぞれ「この音が好き」という相性・好みというのがある。
。。。とのこと。
「音の違いは弾き比べするとわかりやすいですよ。弾いてみましょうか」と提案されました。
弾きたくてうずうずしてる様が、わかりやすい(笑)
ショーケースの中から2本を取り出し、「店の奥にたまたまあった」という7万円バイオリンを持って、店内の一角にある小洒落た防音室へ促されました。
ここまできたら付き合うか (^^;

7万・13万・20万超の順番に弾いてもらうことになりました。
「私は肩当て無しで習ったんですよ」
そうか、、昔はそうだったんだ。肩当てって最近のことなんだ。。。と雑学。
ひとしきり試し弾きをして頂いた感想。
7万円の楽器は、なんとなく音が硬い気がしました。
13万円と20万円超の楽器は、違いは よくわからなかったものの、7万円の楽器とは音の柔らかさが違う気がしました。
ひとしきり知識をいろいろ教えて頂き、「弦楽器の選び方」パンフレットを頂いて「ゆっくりとご検討ください」の声と共にお店を後にしました。
結論
帰りの電車の中で「弦楽器の選び方」を眺めつつ、
購入は違いがわかるくらいになってからで、全然いいのかな? それまでは借りよう、と思いました。
あと、楽器を買うときには、この親切な紳士から買おうかなとも思いました。
あとがき
音楽教室の先生からも紳士の店員さんからも聞いたのですが、ビビッとくる出会い・相性がどうやら楽器にもあるらしいです。
とりあえず某かの曲が弾けて、なんとなくな感覚が身についてからでも、購入は遅くないのかな?と思いました。レンタルも選べば良い品が揃っているように思いましたし、お手頃だし。
私の体験記が参考になれば幸いです ^-^

コメント